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2025.08.18 更新

『地中海世界の歴史 平和と繁栄の宿命 パクス・ローマーナ 』 第7巻発売 本村凌二

本村凌二さんによる、古代地中海文明の全史を描く『地中海世界の歴史』第7巻が刊行されました。

歴史家のギボンが「人類至福の時代」と表現した「五賢帝時代」は、この巻で登場します。パクス・ローマーナ(ローマの平和)やパンとサーカスなど、ローマ史に詳しくない人でも目にしたことのあるはずの時代がまさにこの第7巻で繰り広げられます。

書店では、講談社メチエの棚か歴史書の棚にあるはずです。表紙の絵にも目を奪われます。

五賢帝の5人目であるマルクス・アウレリウスは『自省録』の一部をカルヌントゥム(オーストリア)で執筆したらしいですが、著者の本村さんは、そこも実際に訪れているようです。

地中海世界の歴史7