だいたい吉祥寺に住まう

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2026.08.19 更新

五稜郭を眺めながら

東京の夏が相変わらず暑いので、涼を求めて数年ぶりに北海道、函館に行き、五稜郭タワーに十数年ぶりに登ってみた。
「ゴールデンカムイ」で更に有名になった五稜郭が一望できる。原作はもちろん映画もアニメも大人気の作品で、クライマックスともいえる場所がここである。
アイヌの歴史と絡みながら、札幌、旭川、根室、網走、樺太にまで広がる物語は、北海道を詳しく知らない人にとっても、足取りを追いたくなるような壮大な物語だった。
物語上では函館の五稜郭で、最後の激しい戦闘が繰り広げられたのだった。

実際に五稜郭は明治の始め、戊辰戦争で新政府軍と旧幕府軍とで争った最後の戦闘の地である。これは1869年に終わった。157年前のことだ。
それは随分と昔のようだが、長い人類の歴史の中での150年というのは、ちょっと前とも言えるだろう。国内で多くの血を流した戦争が起こったことなど、今となってはピンと来ないかもしれないが、時代の変わり目には日本でも多くの人々が命を賭けて戦わざるを得ないことが幾度となくあった。

現代の戦争や紛争も含め、何で話し合いで、解決できないのかねえとつい思ってしまう。長い歴史は世界中で戦争の歴史でもある。自分は戦争に加担したくないし、世界中での戦争で、庶民にとって良いことなんてないんだよと、みんな知っているはずなんだけどなあ。

次は桜の季節に、平和な気持ちで五稜郭を散歩してみたいなあと思ったのだった。

2026.8.18(M)

地中海世界の歴史8